キャラバンツアー登山教室 ≪ 箱根・金時山 ≫レポート

山の奥深い魅力を感じながら、一緒に山を楽しむ『キャラバンツアー登山教室』。

山登りの楽しみ方だけでなく、自己危機管理の学びの場となる『机上講座』も開催し、初心者や入門者の方々にも、山に親しむ機会をご提案しています。

ツアーや体験会の様子をご紹介する【~ 登歩道(とほみち) ~】を新たに立ち上げました。

これから一緒に山登りを楽しんでみませんか。

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キャラバンツアー登山教室 ≪ 箱根・金時山 ≫

概要

開催日時:2019年5月18日(土)
場所:金時山(標高:1.212M)
山所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
行程:仙石原・・・矢倉沢峠・・・金時山・・・長尾山・・・乙女峠・・・ふじみ茶屋
登山レベル: 初心者〜初級者

登山靴で快適な登山

金太郎伝説の残る金時山。仙石原から矢倉沢峠を経由して、新緑の美しい登山道を堪能するツアー。

前日まで降っていた雨も上がり、快晴とまではいかないものの陽射しも感じられる清々しい山行となりました。

まずはバス停沿いにある案内図でルートを再確認。ここから登山道入口までは舗装路を歩いて行きます。直線的に伸びる道を登っていくと登山道の標識が現れるので、そこからいよいよ金時山登山のはじまりです。

途中、岩がゴツゴツした場所を通過するので低山とはいえ【登山靴】は必須アイテムですよ。

疲労が溜まってくると思わぬところでバランスを崩して捻挫する事もあるので、足首を支えるミドルカット以上の登山靴がお薦めです。

キャラバンツアー登山教室だけあって、キャラバンシューズ比率がめちゃくちゃ高いです!

とっても嬉しいです。(キャラバンシューズでなければ参加NGなわけではありませんよ)

当日はキャラバンのスタッフも同行しているので、登山靴やトレッキングポールに関する質問や相談もできます。歩きながらだから自然と会話も弾み、スタッフとお客様の距離感がグッと縮む感じがして、何だかいつも見ていて微笑ましく思います。

写真担当はいつも少し離れた位置から撮っているので、ちょっと単独山行みたいな感じ・・・。

滑りやすい道とトレッキングポール

今回の登山道では前日までの雨の影響が残り、場所によって大変滑りやすい状況でした。

そのため登山者の安全に配慮し、LEKIトレッキングポールの先端部に本来装着しているゴムキャップ【LEKIスリップレスラバーロング】は取り外して、使用しています。

登山道や木々の根、木道などの保護のため基本的には先端のゴムキャップは装着使用を心掛けています。ただし、岩稜帯やガレ場、雨降りの登山道ではスリップの原因にもなるので状況判断によって脱着を行なっています。先端部のゴムキャップ使用においては、ガイドさんによっても意見が分かれるところですが、登山道に配慮しながら安全を考慮する。その判断を心掛けましょう。

金時山まで40分!の場所で小休止。ここから一気に登りつめる感じなので、その前にちょっと休憩です。何だか画になりそうな場所だったので、スタッフの小休止を取り上げ撮影協力を強要。

(きっと一息入れたかったと思いますが、あえて気に留めないフリして頼みました)

ちなみに、今更ですがトレッキングポールの基本的な握り方はこれです。輪っかになっているストラップに手を下から通して、ストラップと一緒にグリップ部を握ります。こうする事で握り込む力を緩めても手がズレ落ちる事がなく、輪っか部分のストラップに荷重分散が図れる事でグリップをぎゅーと握り続ける必要がなくなります。

輪っかの大きさもLEKIトレッキングポールは簡単に調整できるので、個人の手の大きさに合わせて調整します。(写真のように少し輪っかにゆとりがあるくらい)

金時山から見える大涌谷

金時山の山頂に向かう途中からは、箱根の大涌谷が向かい側に見えています。後から知った事ですが、実はこの時、大涌谷では火山活動が活発化してきていたようでこの写真を撮影した半日後に再び警戒区域としての規制がかかりました。

確かに、普段よりも水蒸気の量が多いように感じたのは気のせいではなかったみたいです。

背の高い木々が生い茂る登山道を抜け、徐々に視界が広がっていきます。景色も見渡せるようになり山頂が徐々に近づいてくるのが分かります。

登山道は整備されているとはいえ普段の舗装路とは違いますので、やっぱり登山をするときは【登山靴】を履いて登りましょう。時々、登山靴に似た靴で参加されるお客様もいらっしゃいますが必ず後半になると苦労してますよ。足が疲れてしまってスリップ尻もちついたり、疲労困憊でトレッキングポール頼りになったり。共通するのはソールやアッパーが柔らか過ぎて、靴が足をサポートできていないため、自分の足で踏ん張り続け疲弊してしまうパターン。

平地では歩きやすい靴でも不整地の登山道では、それ相応の靴が求められるという表れです。

その点においてもキャラバンシューズは登山靴として『ちょうどイイ』と評価されているのですね。

昨日まで降った雨をそっと乗せて、水玉を蓄えていました。足元以外に目を凝らせば、普段とは少し違う山登りの楽しさを見つけられるかもしれません。

山頂にて昼食タイム

標高1.212Mの金時山山頂は、多くの日帰り登山客で腰を下ろす場所を探すのも一苦労なほど盛況でした。2つある茶屋も昼時は大賑わいで、外に持ち出して食事している人も大勢いました。確かに天気が良ければ外での食事の方が気持ちイイですしね。みなさん、楽しげに山頂での時間を過ごしていましたよ。ここでキャラバンツアーの皆さんも昼食タイムです。

金時山山頂をドドンとアピールしている場所から少し離れたところに、誰にも気に留められず小さく三角点標柱が記されていました。

山頂では、こんな素敵な景色を眺めながら食べる『おにぎり』って格別でしょうね。まるで景色独り占めの絶好ポイントがこちら。

キャラバンツアーで貸出をおこなっているLEKIトレッキングポールも、とても気に入ってくれた様子。握りやすさ、スイングバランスなど今まで使用していたトレッキングポールより使いやすいと高評価いただきました。ありがとうございます!記念に一枚。

道中、山岳ガイドを務める武川ガイドからは目に留まる景色の中で、色々とお話を聞かせてくれたりもします。『へぇ~っそうなんだ、なるほどね』という“ヘソカ”な話から、ちょっと裏話的なディープな内容まで話してくれたりします。安全面の確保という点ではビシッとした指示出しもありますが、黙々と参加者を引き連れて歩くガイドさんとはちょっと違うので、キャラバンツアーではド定番の頼りになる山岳ガイドさんです。

下山は長尾山から乙女峠を経由して

下山は登りとは違う別ルートで下ります。長尾山そして乙女峠を経由しての『ふじみ茶屋』まで。

徐々に背丈の高い木々が増え、森のトンネルを抜けていく感じは深呼吸したくなりました。登りでは息を切らしながら汗を流しながらになりがちですが、下山は足元が安定して体力も温存できていれば比較的ラクに下山できます。

長尾山頂で小休止。ここは広場のように平地が広がっているので休憩するには絶好の場所です。

ここまでのコースタイムも順調だから、今日は下山後に温泉に寄るのが確定!参加者全員が喜びの声を上げていました。下山時間の状況よっては入浴がカットになることもあるので、今回は予定通りの山行となり良かったです。ちょっと長めの小休止だったので、お子さんにも物撮り撮影に協力してもらいました。

乙女峠からは天気が良ければ正面に富士山が望めます。この時は残念ながら厚い雲に覆われて富士山は見えず。。。でもほんの少しだけ残雪が残る富士山頂を望遠レンズでは確認することが出来ました。肉眼では雲と一体化してしまって分からなかったみたいですが。

最後は平坦な砂利道を歩き、アスファルト道路を渡って『ふじみ茶屋』前に到着です。そこにツアーバスが待機してくれているので、乗り込んで温泉にレッツゴーでした。

参加者の多くはバリバリの高所登山をするような方達ではなく、比較的気軽な気持ちで歩きたい人達ばかりが参加する、まさに初心者や入門者の方々が参加しやすいツアー特長があります。

山登りに興味はあるけど仲間だけで山行に行くのもちょっと不安。というグループ参加者の方々もいらっしゃいますので、1人でもお友達を連れての参加でも、そしてお子さんや親を連れての親子参加も皆さんが山登りを楽しんでもらえるよう、安全に配慮しながらキャラバンツアー登山教室は開催されています。

次はぜひ!ご一緒できたら嬉しいです。

撮影、記事編集:キャラバン