キャラバンツアー登山教室 ≪静岡 富士山&双子山 ≫富士下山編 登山レポート

山の奥深い魅力を感じながら、一緒に山を楽しむ『キャラバンツアー登山教室』。

山登りの楽しみ方だけでなく、自己危機管理の学びの場となる『机上講座』も開催し、初心者や入門者の方々にも、山に親しむ機会をご提案しています。

ツアーや体験会の様子をご紹介する登山レポート【~ 登歩道(とほみち) ~】を新たに立ち上げました。

これから一緒に山登りを楽しんでみませんか。

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キャラバンツアー登山教室 ≪ 静岡 富士山&双子山≫ 富士下山編

概要

開催日時:2019年7月6日(土)
場所:富士山・双子山(標高:2.693M)
山所在地:静岡県 御殿場市 中畑
行程:富士宮口五合目・・・宝永火口・・・御殿庭入口・・・三辻・・・四辻・・・二ツ塚・・・御殿場口新五合目
登山レベル: 初級者〜

キャラバンツアー登山教室 ≪ 静岡 富士山&双子山≫ 富士下山編登山レポート

この時期、日本を代表する山登りの1つに富士登山がありますね。連日、昼夜を問わず多くの登山者が富士登山を楽しんでいる事でしょう。最近は登頂を目的としない“プチ登山”を楽しむ人たちも多いと、売店の方に伺いました。

山登りの楽しみ方は人それぞれ。山に親しみをもってくれるのは嬉しい限りですが、中には軽装や装備不足を自覚しながら断行する危険な富士登山者も見受けられるようです。

旅行会社などが実施している富士登山ツアーでは、必要装備の啓蒙は行なっているようなので一部の個人グループや、海外観光者の中に安易な富士登山をしようとする方がいるのかもしれません。。。

山の天候は急変もしますし、状況も一変します。グループの誰かが前回大丈夫だったからと、次も大丈夫とは限りません。登山を行う場合は準備を怠らず、『使わないかもしれない』『でも必要かもしれない』装備は、万が一に備えて準備を心掛けましょうね。

何かあってからでは、多くの方にご心配とご迷惑をかけてしまいますから。

いいですねー、この真剣な眼差し!

山岳ガイドがLEKIトレッキングポールのサイズ調整方法、適正長さを説明している間ずっと真剣に正面で聞き入ってました。この子が将来、山登りが好きになってくれる“はじめの一歩”になってくれたら、このうえない喜びです。

今回は一風変わったキャラバンツアー登山教室です。

なぜなら、富士登山ではなく今回は『富士下山』。とはいえ、はじめから下山続きではありません。

まずは標高2.400Mの富士宮五合目から、『宝永山荘』のある標高2.500Mの新六合目までは富士山を登ります。

この富士宮五合目から山頂の富士山を見上げる事ができます。当日は曇り空だったので山頂の見え方はイマイチでしたけど・・・。

富士山ではトレッキングポール、大活躍間違いなしです!

数あるトレッキングポールの中でも、なにゆえに『LEKIトレッキングポール』が山岳ガイドはじめ、多くの登山愛好者の皆さんから支持され評価いただけるのか。

それは今度解説するとして、ぜひ知っておいて欲しいことの1つとしては、登山靴同様『長時間使用し続ける』ということ。それを念頭にトレッキングポールもちゃんと選んでほしいと思います。

そして足元は当然ながら、CaravanシューズGRANDKINGシューズでバッチリ決めましょう。

富士登山や富士下山に限らず、足が疲弊する1つの要因は登山靴の選択が重要だと言われています。

“柔らか過ぎず、硬過ぎず”キャラバンシューズは、“ちょうどイイ登山靴”として評価いただいております。

さすがは富士山、2.500M付近からは壮大感のある景色が望めます。

プライベート感を味わえるお薦め山行

新六合目(標高2.500M)で小休止をおこない、ここからは御殿場口新五合目に向けて下山移動を開始します。下山といっても横移動をしながら徐々に標高を下げていく感じなので、ロングトレイル感があって息切れもせず快適な山行を楽しめます。

ある意味、もっとも快適で壮大感を味わえる“贅沢な山歩き”かもしれません。

宝永火口をバックにして【LEKI_マイクロバリオカーボンAS】を撮ってみました。

富士登山では先端に普段装着するゴムキャップ(スリップレスラバーロング)は外して使用します。精密な形状加工が施された石突き部分は、ゴロゴロ石にもしっかりグリップする特殊な形状をしています。

たかが石突き1つを比較しても、ポール専門メーカーLEKIならではの精巧な作りである事が感じ取れるのではないでしょうか。

宝永火口を左手に見ながら富士下山を開始します。足場は火山石が降り積もった登山道になるので、登山靴は必須です。途中ですれ違った外人さんはローカットにスーパーのビニール袋を足首周辺を覆うように、ぐるぐる巻きにしていました。粒の小さな石が履き口から入ってしまって足が痛いからでしょうね。そんな事にならないように、ミドルカット以上の登山靴を履いて山登りを楽しみましょう。

雲の下は雨降りの様子。雨雲レーダーを見ても雨が降っている場所付近にいる事になっています。

つまり今いる場所は雨雲よりも高い位置にいるって事ですね。

御殿場口新五合目を目指す手前には、二ッ塚(双子山)があります。今回はそこを経由するルートを選択、感覚的には小高い丘みたいな感じの小山です。

風雨にさらされる厳しい環境下でも、この時期小さな花がたくさん咲き誇っていました。

摘み取ったりしてはダメですよ、観賞を楽しみながら一息いれてください。

今回の富士下山は大混雑する富士登山とは異なり、とってもプライベート感を味わえるお薦め山行の1つです。多少ルートは異なりますが、キャラバンツアー登山教室では3年連続で実施している人気ツアーにもなっています。満足度が高い割に疲労感がほとんどないので“楽ちん”だからでしょうか。毎回参加のリピーターがいらっしゃるので参加理由を聞いたところ、他の登山ツアー会社ではこの富士下山はほとんど見かけないと・・・。相当レアなツアーかも?だそうです。

双子山へ向けて下山、山の天気は変わりやすい

標高が下がるにつれ徐々に背丈のある木々が現れます。

森林限界線の境がちょうどこの辺りみたいです。

木々の間を縫うように続く登山道。

雲の上から、今度は雲の下へ。緑が映える静寂に包まれた登山道を双子山へ向けて下山していきます。

この辺りからは土交じりの火山石道が現れました。とても歩きやすい登山道です。こういう道はGRANDKINGシューズよりも、Caravanシューズのように剛性自体が柔らかく屈曲しやすい、歩行性に優れる登山靴の方が楽に歩けます。

森のにおいが心地いい、夏なのに何処となく涼しささえ感じる山行道中です。

なんとっ?! 急に雲に襲われ一面が白くガスってしまいました・・・。

ヒンヤリする風も吹いてきたので、雨が降ってきそうな気配です。もうすぐ双子山なのに、視界がなくなってきてしまうなんて。

幸い雨には降られず、御殿場口新五合目へ向かえそうです。

それにしても山の天気は変わりやすい。それを実感する富士下山になりました。

この先には本日の終着点、御殿場口新五合目にある『御殿場口鳥居』が待ち構えています。そこをくぐってツアーバスに乗車、お待ちかねの温浴施設に向かいました。富士下山じゃ物足りない?そう思えたなら、ぜひ今度は富士登山に親子で挑戦してみて!と初参加のお子さんに伝えてみました。一日を通じて山歩きが出来た自信が、今後の山登りを楽しくするはず。そんな想いを抱きながら、お子さんの肩をポンポンッと。ちょっと大人ぶった態度を見せてしまった40過ぎのキャラバンスタッフ・・・。(私の事です、スミマセン)

でも、お子さんの笑顔の返しはとてもカッコよかったですよ!

次回は10月19日(土) 山めしワンバーナー体験企画 丹沢・大山『ヤビツ峠からの大山・日高薬師、山頂でワンバーナー山めしを味わう』の登山レポートです。

ぜひご検討いただき、ご参加ください。ワンバーナーを持っていない方や触った事の無い方でも大丈夫、この機会にお子さんにアウトドアの楽しみ方の幅を教えてあげてもイイかもですね。

ご参加お待ちしています。

撮影、記事編集:キャラバン

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