CAMP -TECHNICAL INFORMATION-

1889年に設立されたCAMPはテクニカルな山岳用品や高所作業者用の安全装備の分野で、永年に渡ってベンチマーク企業として存続してきました。第一次世界大戦中、CAMPは、アルプス前線のイタリア山岳部隊の為にピッケルを生産していました。今日、CAMP製品は想像できる最も厳しい状況の中で、世界で最も高い頂上に登った事で有名な、エリートのアルピニストによってテストされています。
これらの経験と豊かな歴史によって得た、独自の知識と洞察力によってCAMPは、産業用セーフティ器材の主要な開発企業となりました。全てのステップでイノベーションを続けること、そして顧客中心のサービスとソリューションが私達の基本的な柱となっています。
このカタログは多くの製品とともにテクニカルデータ規格に関する情報、使用目的など、製品に関する幅広い情報を掲載しています。
CAMPでは、規格と認証に基づいた製品開発を続け、CE規格のみならず、多くの製品がEACとANSIに認証されています。CAMPは製品の供給元としてだけでなく、ユーザーにコミットする会社としてトレーニングから製品の点検まで、幅広いサービスを提供します。ぜひ、CAMP製品に興味をお持ちいただき、お使いいただければ幸いです。

WARNING

このカタログ中の高作作業に関する技術的情報はひとつの例であり、作業を始める前にそれぞれの国や産業ごとの特別な規則および法令に従い、危険判定の度合に合わせて調整されなければなりません。このカタログで指摘されているテクニックは、特別な専門的教育と訓練が必要不可欠です。

用途


Rope access / ロープアクセス

Tree climbing / ツリークライミング


Confined spaces / 閉鎖された空間での作業

Towers and industrial structures / 鉄塔や産業用構造物

Roofs / 屋根上作業

Construction / 建設工事

Elevating platforms / 昇降作業デッキ上の作業

Self rescue / セルフレスキュー

Team rescue / チームレスキュー

WORK-AT-HEIGHT TECHNIQUES 高所作業テクニック

高所作業時は、危険性、構造物、遂行する活動によって、下記の1つまたは2つ以上の選択が可能です。図解は可能な方式の型を全て網羅している訳ではありません。

1

Restraint(移動制限)

アンカーポイントとハーネスの連結の長さを制限する事により、作業者が落下の危険性のあるエリアに侵入する事を防ぐ為に使われます。

2

Positioning(ポジショニング)

落下のリスクを作る事なく、落下危険エリア内で作業者の安全を確保するテクニックです。バックアップコネクションとしてフォールアレストシステムが必要かどうかを考慮しなければなりません。

3

Fall Arrest(落下防止)

高所からの墜落を防止し、その衝撃を減少させるテクニックです。フルボディーハーネスとエネルギー吸収機能付コネクションによって構成されたシステムでなければなりません。

4

Rope Access(ロープアクセス)

ロープを使用して登高下降することにより、作業場所に行き来する事ができる落下防止システムです。ロープアクセスシステムは、通常ワーキングライン上をアッセンダーを使用することで移動しますが、ワーキングライン上のトラブルを回避するため、フォールアレストデバイスをセットしたセーフティラインを併用します。

5

Rescue(人命救助)

パーソナルプロテクションシステムにより、自分または他の人を救助する事ができ、救助者と要救助者、両方の落下を防止します。下降または登高により作業箇所から安全な場所に避難する事ができます。救助システムは、1つのラインしか含みません。救助訓練中は、セーフティラインが必須です。救助システムは、全ての高所作業において常に想定され、安全に遂行されなければなりません。

ROPE ACCESS ロープアクセス

ロープアクセス・テクニックにより高所でより安全に素早く作業をすることができます。移動時はアッセンダーとディッセンダーを使用して、ロープの損傷や人的過失により起こる落下を防止します。また、長時間宙吊りの態勢で作業するため、EN813またはEN361に認定された硬いシートの快適なハーネスが必要です。

6

上からのアクセスは作業場所に到達するための最も単純な方法です。言い換えると大変なエネルギーを消費する「下から上に登る」ということは避けなければいけません。このケースでは「上から下がる」だけのためのディッセンダーの使用だけで充分かもしれません。この場合、セーフティロープのフォールアレストデバイスを常に併用しなければなりません。

7

すでに設置されたロープを使用して下からアクセスが必要な場合、またはロープのセクションを上がる必要がある場合は、エネルギー消費を抑え、素早く進むことができるフルボディーハーネスに搭載されたチェストアッセンダーとフットループに取り付けられたアセンダーを操作して、登高することができます。この場合、セーフティロープのフォールアレストデバイスを常に併用しなければなりません。

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吊り下がった状態で、少しの距離を登る必要のある場合はハンドアッセンダーとフット

ループを併用することで、ディッセンダーを使って登高することができます。この組み合わせで簡単に素早く上から下へ、またその逆にも応用できます。この場合、セーフティロープのフォールアレストデバイスを常に併用しなければなりません。

TREE CLIMBING ツリークライミング

伐採や枝打ちなどの作業では、作業中に起こる危険な事故を最小限に抑えるための特別なテクニックが必要です。特有な動きをフォローする製品の選択とテクニックが組み合わされて、高所での安全は確保されます。

Installation 取り付け

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Retrieval 取り外し

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数ある作業テクニックの中から何を選択するかは樹上作業で起こり得るあらゆる可能性を考慮しなければなりません。伐採作業中はチェーンソーでの事故に耐えられるようにデザインをされた装備(スティールコアランヤード)が基本です。自由な動きを最大化するには可動式の腹部のアタッチメントシステムが最適です。