トレッキングポールテクノロジー

快適・安全なトレッキングをサポートする、革新的なテクノロジーの数々を搭載。

LEKIは創業以来、ポール進化の歴史のなかで、アルミ素材採用による軽量化や伸縮式ポール構造、人間工学に基づいたグリップデザインなど、革新的なポールを次々と開発してきました。

山行の快適・安全を第一に考えたLEKIのトレッキングポールには、長年培った数々のテクノロジーが結集されています。

さまざまなシーンに対応する、グリップ力の高い「スリップレスラバーロング」を標準装備。

日本仕様のLEKIトレッキングポールはすべて、石突きの先端にスリップレスラバーロングを標準装備しています。これは日本のフィールドでは、木道や木の根などを傷めないためだけでなく、登山道への配慮も必要と考えているからです。移動時のポール携行の際には安全面に配慮し、必ず装着をお願いします。LEKIのスリップレスラバーロングは高いグリップ力を誇っているので、さまざまなシーンに対応します。ただし、雨天時の滑りやすい登山道や富士登山などのザレ場等では安全性を優先し、取り外して使用することも状況に応じてご判断ください。

シャフトの曲がりや折損を防ぐ、「バスケット」の重要性。

LEKIトレッキングポールにはバスケットを標準装備しています。バスケットは、ポールが岩や木の隙間などに深く挟まるのを防ぐストッパーの役目を果たします。バスケットを外してしまうと、ポールが石突き部分を超えて深く挟まってしまうことがあり、その状態でシャフトに横方向の力を加えると、テコの原理で、軽い力でもシャフトが曲がったり、折れたりする恐れがあります。バスケットは、常に装着した状態でお使いください。

※画像をクリックすると拡大できます。

エルゴンエア・グリップ

ポジティブアングル形状やロックセキュリティーストラップなど
従来の機能を維持したまま、操作性に優れた新グリップです。

次世代の【エルゴンエア・グリップ】は人間工学に基づいた最大限のサポート性能を備えた究極のトレッキンググリップとして、さらなる進化を遂げています。革新的なグリップとして登場した、従来型のエルゴングリップよりヘッド下部をスケルトン構造にすることで軽量化を図り、ヘッド部分は幅広型でヘッドアプローチによるフィット感を高めた、サポートエリアが設けられています。ヘッドトップ部分にはヨーロピアンカットを施したラバー構造を採用したことで、ヘッドトップを握った際のグリップ力が格段に向上しました。

ロックセキュリティー ストラップ

ストラップを上方向に引き上げることでロックが解除され、ストラップの輪っか調整が可能になります。

●究極の操作性、快適性、サポート機能がついた新グリップ「エルゴンエア・グリップ」
●人間工学に基づいた握りやすさを追及したサポートエリアが設けられたグリップ構造
●空洞化され軽量化を追求したグリップ・ヘッドトップ

エルゴンEVAグリップ

軽量性に優れたEVA素材を採用。適度なクッション性があって握り心地が良く、衝撃吸収性にも優れています。

エルゴン サーモロング

グリップ位置を拡張し、状況に応じて握り位置が変えられる形状のグリップです。

エルゴンサーモコンパクト

小柄な方でも握り込みやすい、コンパクト形状のグリップです。

エボコングリップ

上部に丸みを持たせた、下りの際にも握りやすいラウンドトップ形状のグリップです。

エルゴムド グリップ

シングルポールを使うときに便利なグリップ構造です。グリップを上から握ったときでも安定して使える形状が特長。人間工学に基づいた曲線を描くグリップは握りやすく、軽く握っているだけでも手の平の中でブレを感じにくい独特なグリップデザインです。

スピードロック2プラス
システム(SPD2+)

従来のスピードロック2システムを更にアップデートした新システム。固定力を調整するダイヤルを誤って緩めすぎても本体から脱落しないよう改良が加えられました。これによりレバーの開閉を繰り返す事でダイヤル強度が若干変化してくるなか、フィールドで微調整を行う場合に脱落により紛失してしまう恐れがなくなりました。

スピードロック2システム(SPD2)

ワンタッチ操作でスピーディにロックの解放・固定が可能。雨天時や雪上でグローブを装着したままでも、ごく簡単にポールの長さ調整ができるLEKI独自のロックシステムです。初期のスピードロックシステムより軽量・コンパクト化し、ロック部分の重量が約20%軽く、サイズが30%小さいため、スイングバランスに影響がなく抜群の使い心地を実現しています。

※調整ダイヤルを緩めすぎると、ダイヤルが脱落するおそれがありますのでご注意ください。

スピードロック・プラスシステム(SPD+)

スピードロックシステムを進化させた、一体成型タイプのスピードロック・プラスシステム。固定力を調整するダイヤルは、緩めすぎても外れることがないよう工夫されています。初期のスピードロックシステムよりも、ロック部分の重量が約35%軽く、サイズが27%小さくなりました。

シャフト全体を締め付ける
固定力の高いスピードロックシステム

LEKI社のスピードロックシステムは、シャフトの径全体を締め付ける構造で、固定力が高いのが特長です。また、一部分だけを締め付けることによるシャフトの歪みが発生せず、安定した固定力が得られ、固定力の調整自体もダイヤル部で簡単に行えます。

【注意】固定力調整の際、レバー操作が硬く強い抵抗がある状態のまま無理に閉じようとすると、レバーが破損する可能性がありますのでご注意ください。

スーパーロックシステム(SLS)

素早く正確な長さ調整を可能にしたロッキングシステムです。以前のLEKIロッキングシステムと比較して飛躍的にロッキングパワーが増加。シャフト軸方向に対して力を加える伸縮機構滑り試験では、140kg以上(TÜV SÜDテスト)に耐え、さらに固定した状態からシャフトが360度緩んでも140kgの固定力(同テスト)が実証されています。

【注意】解除の際、回しすぎは空回りの原因になるので
緩めすぎにご注意ください。

アンチショックシステム(AS)

ポールを突いた時の衝撃を軽減するシステムです。下段シャフトに配置することで、手首から遠く、地面から近い位置で衝撃を受け止め、最大時の衝撃を約40%軽減し、関節、筋肉、靭帯への影響を緩和します。従来のアンチショックシステムのバネのような沈み込み感がない、自然な使用感も特長です。

※アンチショックシステム搭載モデルが対象となります。

エクスターナル・ロッキングデバイス

ラチェットの解放がいちだんと簡単にできるようになった、プッシュ式の解放システムです。ボタンが押しやすく改良され、よりスムーズかつ安全にラチェットの解放が行えます。

コア・ロッキングデバイス

従来のラチェット方式とはまったく異なる新しいロック方式。ポール上部を引き上げるだけでシャフトの固定・解放が容易にできます。