キャラバン沢登り体験会 ≪ 奥多摩 水根沢編≫

山岳ガイドと一緒に登山を楽しむ『キャラバンツアー登山教室』の他にも、参加型体験会が複数おこなわれているのをご存知でしょうか。

その1つが、日本生まれのアクティブ・クライミングスタイルを楽しめる『キャラバン沢登り体験会』です。沢登りは夏でも涼しく、釜や滝、ナメなど変化に富み、登っていて飽きることがありません。キャラバンでは夏の暑い時期限定で初心者/初級者を対象に、沢登りの魅力を伝えるための体験会を開催しています。

とくに『キャラバン沢登り体験会』はキャンセル待ちが発生するほど、人気の企画となっています。これを見て少しでも興味が湧いたならば、きっと沢登りに魅了されるはずですよ。

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キャラバン沢登り体験会 ≪ 奥多摩 水根沢編≫

概要

開催日時:2019年8月24日(土)
場所:【東京都】水根沢(奥多摩方面)
沢登りレベル: 初級者〜

キャラバン沢登り体験会 ≪ 奥多摩 水根沢編≫

キャラバンの沢登り体験会は主に西丹沢でおこなわれますが、夏真っ盛りのこの時期は“泳ぎも楽しめる”奥多摩水根沢で実施しました。

事前の机上説明会では、準備確認や注意事項について説明を行ないます。

沢登りでは沢専用の『渓流シューズ』や『渓流アクセサリー』を多用しますが、初心者や入門者の皆さんにも安心して参加できるように、必須装備品の“レンタル”もご用意しています。

登山靴とは異なる装備品に戸惑う事のないよう、丁寧な説明をおこなうように心掛けています。

本番当日、装備一式を身につけて挨拶集合。毎回お世話になっている【オリソンテ登山学校】の講師の方から状況説明をおこない、入渓ポイントまで移動します。さあ、沢登り体験会の始まりです!!

真夏の暑い時期にキンキンに冷えた渓流の水は、最高に“気持ちイイ”と開始早々から皆さんテンションが上がっていました。

水しぶきをあげて流れる沢を果敢に攻めていきます。沢登りの魅力はこの水しぶきに立ち向かっていく“好奇心”にあると、皆さんの写真を撮っていて私はいつも思うのです。

なぜなら、大の大人が子どものようにはしゃぎ、童心に返る事ってなかなかないですから。

キャラバンの沢登り体験会は、笑顔が絶えない場所だと言えます。

沢登りをする格好について(服装)、よく質問を受ける事があります。詳細は事前の机上説明会でお話していますが、①肌の露出は極力なくす。②速乾性のある素材を着用する。③視界や動きを妨げないものを着用する。④寒さ対策を講じる。などです。

ちゃんと説明会を聞いてからのご参加なので、皆さんバッチリですね!

最初の沢登りらしい場所が現れました。水流の勢いに負けてなかなか足場が確保出来ません。

そんなときは状況判断次第で、スタッフがサポートをおこなったりします。

頭上から降りかかる水しぶき、まさに全身ずぶ濡れ状態になるのが沢登りの醍醐味です。

でも沢の水はキンキンに冷たいので、すぐに身体が冷えて個人差はありますが寒さで震えてしまう参加者も少なくありません。

そんな時に大活躍するのが今年から発売を開始した、【CRジップシャツ】【CRタイツ】などの保温対策用、渓流ウェアです。

着用/未着用では雲泥の差と言っても過言ではないほど、水の冷たさを軽減してくれます。

素材は渓流アクセサリー・シリーズでも使用されている、発泡ラバー(クロロプレン素材)です。分かりやすい物としては、サーフィンやダイビングをする人が着用するウェットスーツと同じ素材です。

渓流グローブ】や【渓流ソックス&スパッツ】も同じ素材で作られています。水の冷たさから身を守る必須アイテムが、これらの渓流アクセサリー・シリーズとなります。

小滝、岩壁、深い釜――沢登りの難所を超えて

今度は腰高まで深さの場所を渡って小滝に取り付きます。子どもの頃にやった事があるかもしれませんが、流れるプールを逆流するようにしっかり前へ進まなければ、身体ごと戻されます。

叩きつける水の勢いに負けないよう、慎重に前へと進みます。

落差はさほどありませんが、水量に厚みがあるので水圧が強く身体ごと持っていかれてしまう勢いが伝わるでしょうか。こういう場所は無理に挑まず、側面を登っていきます。

またロープ出しが必要な場所が現れました。事故を防ぐため1人ずつ登るので、他の皆さんは自分の順番がくるまで待機します。その間、自分ならどう登るかを考えます。

沢登りの時の密かな楽しみ、待ち時間を利用しての“コケ撮影”
なかなかピントが合わずに苦戦していると、皆さんを撮り逃してしまうことも時々あります。。。

ベテランスタッフ達による息の合ったコンビネーション。

足が届かない深い釜は泳いで渡ります。“水根沢”をこの時期に選ぶのは、この泳ぎを必要とする場所があるから。夏真っ盛りでないと、冷たすぎて泳ぎたくないですからね。

あっ!! 危ないっ、このままでは溺れる危険あり!! 岩壁に取り付くのに苦戦した彼女、複雑な流れに身体が沈みかけ、このままでは溺れかねないっ!! 一瞬、場に緊張が走ります。その瞬間です。すかさず女性スタッフがサポートに入ります。見事な判断でした。

小滝とはいえ、滝壺周辺は流れが見た目以上に複雑です。そして何よりも、水中の中では下に引き込む力も発生しています。水流に捕まると水の中に引きずり込まれる危険もあるので、十分に注意してください。

身を守る重要な装備品の1つに【CAMPヘルメット】があります。

入渓以降は休憩時もヘルメットは装着したまま、下山時まで被ったままでいましょう。

キャラバンではツバ有り帽子にヘルメットの組合せを推奨しています。ヘルメットから滴り落ちる水滴で視界を妨げられないよう、ツバで視界を確保する方法。

帽子無しで上を見上げながら登るとヘルメットのフチからダイレクトに、まるで目薬を点すかのように滴り落ちてきて、目が開けられない苦い経験が。それ以来ずっと、個人的にも推奨しています。
(危うくコンタクトが外れてしまうところでした)

落差は3mほどですが、越えられた時の達成感は結構あると思います。

ここで落ちたりしようものなら…、想像するのはやめましょう。身体が強張るだけです。

危険と思われる場所には必ずスタッフがサポート体制を整えます。

私自身も落下防止策を講じてからここでは写真を撮りました。身体を固定していないと、ここは落ちてしまうので…。

いよいよ終盤。目玉は天然ウォータースライダー?!

難所を越えると、こんな場所が現れます。これ、何だかわかります?

実はこれ、自然が作り出した造形物『2段式ウォーター・スライダー』なんです!

予想以上にスピードが速く、滑ります。そして、飛びます。それから、ダイブが待ち構えます。
3人中、2人は大抵ダイブ後、鼻に水が入って痛そうにしたりしています。

さあ、終盤の難所も頑張って登り切り、満足度120%とも言われる『キャラバン沢登り体験会』も、そろそろゴールを迎えます。

スタッフの勇猛果敢なチャレンジ成功に、拍手喝采でした!

水の流れって普段は美しく、優しくも感じるのですけどね。雨が降れば一変し、被害をもたらすほど猛威を振るってしまいます。沢登りは本当に楽しいアウトドア・アクティビティですが、危険も山登り以上に潜んでいるので、注意しながら楽しみましょう。

最後に恒例の記念写真を撮って、『キャラバン沢登り体験会』は終了。

登山道に上がってから下山します。でも、これでおしまいではありません。今回もたくさん写真を撮りましたので、参加者の皆さんには撮った写真を後日ご提供しています。ご自身がどんな場所を登ったのか、どんな表情をしていたのか。もう一度、楽しめますよ。

キャラバンの沢登り体験会は次回の9月7日(土)の回で、今シーズンは終了です。

残念ながらすでに定員枠いっぱいで、現在キャンセル待ちのみ受付中となっています。

ですが、なんとっ!番外編として福島県檜枝岐で行なわれる【ふくしま檜枝岐マウンテンフェス2019】に、特別コンテンツ協賛としてキャラバン沢登り講習会を実施予定です。

ただし、この番外編は初中級者を対象としたレベルアップの講習会を予定しているので、ご注意ください。詳しくはこちらから。

ふくしま檜枝岐マウンテンフェス2019 詳細はこちら

なお、『キャラバンツアー登山教室』は次回10月19日(土) 山めしワンバーナー体験企画 丹沢・大山“ヤビツ峠からの大山・日高薬師、山頂でワンバーナー山めしを味わう”です。

ワンバーナーを持っていない方や触った事の無い方でも大丈夫、この機会にアウトドアの楽しみ方の幅を広げるイイ機会かもしれませんね。

皆さまのご参加お待ちしています。

撮影、記事編集:キャラバン