目的に応じた登山靴の選び方

目的に応じた登山靴の選び方

登山装備類のなかで、登山靴は最も重要なアイテムの1つ。山行中の快適性・安全性を左右しかねないので、登山用品に精通したお店で登山靴を購入されることをおすすめします。店舗を訪れたら、登山靴に詳しいスタッフに相談しましょう。登ろうと考えている山や目指す山域を伝えれば、ひとりひとりの目的に応じたシューズ選びをサポートしてくれます。とはいえ、購入前に登山靴の基本的なことは知っておきたいもの。より納得のいく登山靴選びができるよう、基礎知識の一部をご紹介します。

1. まずは登山靴の【剛性】をチェックしよう。

【剛性】とは、ソールやアッパーを含めた登山靴自体の硬さのこと。登山靴は不整地でも歩きやすい剛性を備えていることが基本ですが、モデルによってその硬さにはかなり差があります。低山や登山道の整備の行き届いた山などに登る場合は、剛性が低い柔らかめの登山靴の方が歩きやすくて適しています。逆に、岩場やガレ場が多いルート、重い荷物を背負って長距離を縦走する場合などは、剛性の高い硬めのしっかりした登山靴が必要です。

写真1:C1_02S


剛性が柔らかめの登山靴は手でも曲げられる。

写真2:C1_02S


縦方向のみならず斜めに捻ることもできる。

写真3:C1_LIGHT MID


ハイキング向け登山靴はさらに柔らかい。

写真4:GK83_02


剛性が高い登山靴はほとんど曲がらない。

2. 履き口の【高さ】の違いを意識して選ぼう。

登山靴は足首部分の高さによって、ローカット、ミドルカット、ハイカットなど大きく3種類に分かれます。アップダウンが少ないハイキングなどには、スニーカーに近い形のローカット・タイプが歩きやすいです。アップダウンが多くても比較的歩きやすい登山道であれば、足首の自由が効くミッドカット・タイプがおすすめ。高山や岩稜帯の多いルート、重い荷物を背負って登る場合などは、足首までしっかりホールドするハイカット・タイプの登山靴を選びましょう。

3. 足に合った【サイズ】の登山靴を選ぼう。

登山靴の場合、ふだん履いている靴よりも1〜2サイズ大きめを選びます。その理由は、ふだんとは違って登山用ソックスを履くから。そして、下山時につま先が前につまって登山靴内部の先端に当たりやすいため、つま先に余裕を持たせることが重要だからです。足長だけではなく、足幅や甲の高さも考慮する必要があります。登山靴と一言で表してもモデルによって足幅が広いタイプ、狭いタイプ、甲が高いタイプ、低いタイプなど、さまざまな形状の登山靴があるので、必ず実際に履いてみて自分の足に合っているか確認しましょう。

左:GK85 右:C1_02S
どちらも足幅が3Eの登山靴。同じ3Eでもモデルによって実際の幅は異なる。

4. 登山靴の【防水・透湿】性能を確認しよう。

登山靴になくてはならない機能性、それが【防水・透湿】性能です。山の天候はいつ急変するか分かりませんから、雨対策は必須となります。登山靴の場合、必ず防水・透湿性能を備えているものですが、見た目だけの登山靴風シューズのなかには、撥水性はあっても防水性が低かったり、部分的にしか防水性がないものもあります。しっかりとした防水・透湿性を備えた登山靴を選びましょう。

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