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気軽に自然を満喫!低山ハイキング

気軽に自然を満喫!低山ハイキング

低山ハイキングとは?

低山ハイキングとは、丘や標高がそれほど高くない山(標高300m~1,500m程度)や、標高が高くても起伏が少なく登山道が整備されていて、日帰りできる高原や湿原を歩きながら自然を楽しむアクティビティです。
本格的な高山登山ほどの体力や装備を必要とせず、日帰りで気軽に挑戦できるため、初心者や家族連れにも人気です。

標高目安 イメージ

低山ハイキングの魅力

公共交通機関などで容易にアクセスできる

低山は都市部や住宅地の近くに位置している事が多く、公共交通機関などでアクセスが可能で日帰りで楽しめるコースが多く、体力に自信がない方や初心者でも楽しめるため、計画を立てやすく気軽に山行に出かけることができます。

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日常のリフレッシュ

無理のない運動量で体を動かすことができ、ウォーキングやジョギングの延長として運動不足解消にもなります。
標高は高くなくても、頂上に立った時の眺めや達成感は十分味わえます。
街の喧騒を離れ、緑に囲まれて歩くことで心が落ち着き、リフレッシュ効果やストレス解消につながります。

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観光も楽しめる

低山ハイキングだと行動時間にもゆとりが持てるので、下山後に温泉で癒されたり、地元ならではのご当地グルメなど飲食店に立ち寄ったり、観光も含めたスケジュールを組めるのも魅力です。

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≪ 高尾山 ≫

観光も含め年間約300万人が訪れる関東一人気の低山

東京の西に位置する高尾山は、標高599mと比較的低く、気軽に楽しめる低山ハイキングの代表的な山です。京王線の高尾山口駅から登山口まで歩いてすぐとアクセスも良好で、ケーブルカーやリフトを利用すれば山頂近くまで簡単に行けるので、観光とハイキングを組み合わせて、初心者や家族連れに人気があります。

登山コースは複数あり、自然の中を歩く山道から、整備された舗装路までバリエーション豊かで、ルートを選べるのも魅力です。

山頂からは都心や富士山を望む景色が広がり、四季折々の花や紅葉も楽しめます。

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≪ 金時山 ≫

神奈川県と静岡県の県境にそびえる金時山(標高1,212m)は、箱根エリアを代表する人気の低山です。

登山口から山頂までのコースタイムは2時間前後と手頃ながら、急な坂道や岩場もあり、「登山らしさ」をしっかり味わえるのが特徴です。

初心者でもチャレンジ可能ですが、山登りの達成感をより感じたい方におすすめです。

山頂からは目の前に広がる富士山をはじめ、箱根外輪山や芦ノ湖、相模湾まで一望できる絶景が待っています。

都心から日帰り山行が可能なアクセスの良さに加えて、大自然のスケール感と登山の醍醐味を同時に味わえる金時山は、低山ハイキングから本格登山へ、ステップアップしたい方にもぴったりの山です。

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≪ 霧ヶ峰 ≫

長野県諏訪市に位置する霧ヶ峰は標高1,925mながらも、なだらかな草原が広がる高原エリアで、歩きやすい道が整備されており、誰でも気軽にハイキングを楽しめるのが魅力です。

山頂を目指して登るスタイルとは異なり、広大な草原を縦横に歩きながら自然を満喫できるのが特徴です。

標高が高いため見晴らしも良く、八ヶ岳や南アルプス、富士山までも望むことができます。

アクセスも良好で、車で訪れてそのまま気軽に散策路に歩けるのもポイント。体力に自信のない方や家族連れでも楽しみやすく、壮大な景色と澄んだ空気を味わえる低山ハイキングの人気フィールドです。

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必要な装備・道具一覧

低山とはいえ、日常とは違う自然の中を歩く以上、しっかりとした準備や装備は欠かせません。
また、低山とはいっても山によってコースや登山道の状況が異なりますので「低い山だから大丈夫」と油断していると、思わぬケガやトラブルを引き起こしこともあります。
安心して低山ハイキングを楽しむためには、自分の身を守るための基本的な装備を整えることが大切です。ここからは、その “ 必要な装備 ” についてご紹介します。

基本装備・持ち物

シューズ

自然の道は石や木の根など凹凸も多いので、グリップ力があり歩行時に安定感が得られる靴自体が柔らか過ぎないハイキング/トレッキングシューズを選ぶことで安全に歩けます。
ローカットもしくはミッドカットで、家からでも違和感なく履いて行ける、比較的軽量で動きやすい靴がおすすめです。

バックパック

季節によっても異なりますが、日帰り山行であれば約20~30リットルほどの容量が1つの目安です。
ただし、食事をとるための調理器具などの持ち運びなど携行する物量や目的による変動もありますので、行く前に荷物の量を確認しましょう。

レインウェア

山の天気は変わりやすく、急な雨に備えることは必須です。
透湿性に優れたレインウェアは雨だけでなく、
防風シェルジャケットとしても活用できます。

防寒着

標高が低くても、朝晩や休憩時には冷えることがあります。
軽量ダウンやフリースなど、体温を調整できる防寒着を用意しましょう。小さく収納できる物がおすすめです。

水分

脱水症状を防ぐため、こまめな水分補給が必要です。
行動時間にもよりますが、1〜2リットルが目安です。
エネルギー補給も兼ねたゼリーパウチも有効です。

行動食

歩行中でも手軽にエネルギーを補給できる行動食は必需品です。
持ち運びやすく食べやすいものを選びましょう。
汗を多くかくため、塩分を補給できる物も忘れずに。

地図・コンパス

低山でも道迷いは起こり得ます。
スマートフォンの地図アプリだけに頼らず、紙の地図とコンパスがあれば安心です。

常備薬・救急セット

万が一のケガや体調不良に備えて、絆創膏や消毒液など普段使っている薬などを持参しましょう。
小さなポーチにまとめておくと、すぐに取り出せて便利です。

ヘッドランプ

日帰りでも日照時間が短い季節やルートタイムより歩くのが遅れたりすると、下山時に足元が見えづらくなるほど暗くなる事があるので、両手が使えるヘッドランプがあると安心です。
あわせて予備電池も準備しておきましょう。

装備や持ち物は、快適で安全なハイキングのために欠かせないもの。
その中でも、常に身につけて歩き続ける “ シューズ ” は最も重要な装備です。
どんなに手軽な山でも、靴が合わなければ足の痛みや疲労トラブルで前に進めなくなることもあります。
だからこそ、シューズ選びの際は、自身の足との相性、履き心地やグリップ力、適度な剛性と安定感が大切です。
足元が快適なら、道中の景色も心から楽しめます。

キャラバン
低山ハイキングおすすめ
シューズ・アイテム紹介

≪ シューズ ≫

尾瀬ヶ原など木道散策歩きや、登山道が整備されていて登りや下りの高低差があまりなく、比較的なだらかなコースなら軽快に歩けるローカットタイプがおすすめ

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登山道が比較的整備されているが、登り下りと高低差があるコースなら、軽量かつ足首の保護もしてくれるミッドカットタイプがおすすめ

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低山と言えども、登り下りの高低差があり、岩場や足場の凹凸が連続しているコースなら、歩行時に安定感が得られる、シューズ全体に剛性感のあるミッドカット / ハイカットタイプがおすすめ

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≪ ソックス ≫

登山用ソックスを選ぶことで歩行時の快適さは格段に変わります。 厚みがあるほどクッション性が増すので、擦れや疲れが軽減します。 また、吸汗速乾性のある素材を使用する事で足裏をドライに保ち、足の蒸れによる不快感や思わぬケガの防止にもなりますので、素材や厚みをみてしっかり選びましょう。

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≪ ハット・キャップ ≫

防寒や紫外線対策、熱中症予防の予防になります。撥水加工されていると小雨の時に活躍します。また、軽量でコンパクトに出来るタイプは持ち運びも便利です。

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≪ グローブ ≫

岩場での保護や寒さ対策で役立ちます。とくに雨天時や冬季は防風・防水仕様のグローブが好ましいです。

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≪ タオル ≫

汗を拭いたり首に巻くことでの日焼け防止や保温効果、接触冷感機能があるタオルなら熱中症対策など様々な場面で活躍します。
吸水・速乾性に優れたタオルは、軽量・コンパクトで持ち運びに便利です。

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≪ トレッキングポール ≫

膝や足への負担を軽減して、とくに下りでの姿勢保持に有効。歩行時間外が長いハイキングや、高低差や段差が続くようなコースでは大活躍します。
持ち運びに便利な、軽量で折りたたみ式のポールがおすすめです。

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≪ スタッフサック ≫

バックパックの中での荷物整理に活躍するスタッフサック。その中でも防水性に優れた「ドライサック」は、” 濡らしたくないもの ” を収納するのにおすすめです。容量も各種あるので、用途に合わせて選びましょう。

低山ハイキングを楽しむための
注意事項

・服装について

低山だからといって普段着で行くのはおすすめできません。コットン素材のTシャツやジーンズは汗や雨で濡れると乾きにくく、体を冷やしてしまいます。
夏は汗をかいてもすぐに乾く速乾性のあるシャツと通気性のよいズボンに、帽子で日差しを防ぎましょう。
冬は気温が低く体が冷えやすいため、フリースや薄手のダウンなど重ね着をして調整できるようにし、防寒用のグローブやニット帽も役立ちます。
季節を問わず、雨具と滑りにくい靴、登山用ソックスを用意しておけば安心して歩けます。

・安全対策について

低山ハイキングでは、出発前にコースや天気を確認して無理のない計画を立て、早めに行動することが大切です。
また、地図やヘッドランプ、雨具などの必要な装備を持ち、疲れや体調に注意しながら、道迷いを避けて安全に歩きましょう。

・熊対策について

低山でも熊に遭遇することがあります。歩くときはクマ鈴やホイッスル、ラジオ等で音を出して自分の存在を知らせ、食べ物は匂いが漏れないよう密閉容器に入れましょう。
道から外れず、熊の足跡やフンを見かけたら近づかないことが大切です。
万が一出会った場合は慌てず静かに後退し、背を向けず距離を取りましょう。
熊スプレーを携帯する場合は、使い方を事前に確認しておくと安心です。

・自然への配慮とマナー

美しい自然を次に訪れる人にもそのまま残していくために、マナーを守ることが大切です。
ゴミは必ず持ち帰り、食べ物のカスや包装も落とさないようにしましょう。道を外れて植物を踏んだり、野生動物に近づいたりすることは避け、花や木々、動物の生活を尊重してください。
登山道や休憩所では他の登山者に迷惑をかけないよう静かに行動し、自然を楽しむと同時に、周りの人や環境に思いやりを持つことが、安全で楽しいハイキングにつながります。